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Date: Mon, 14 Mar 2011 14:12:27 +0900 (JST)
From: 吉戸智明 <yoshito@ccs.tsukuba.ac.jp>
Subject: [scsj:00009] Re: 東北関東大地震と科学コミュニケーション
To: member@scicomsociety.jp
Message-Id: <53729.130.158.109.248.1300079547.squirrel@lyra1.ccs.tsukuba.ac.jp>
In-Reply-To: <4D7D73CC.7080603@emp.u-tokyo.ac.jp>
References: <AANLkTim8-NXnC6bf9BKxVnG6Bsfbs1ema3NBfJJHD-Te@mail.gmail.com>    <4D7D73CC.7080603@emp.u-tokyo.ac.jp>
X-Mail-Count: 00009

みなさま

筑波大学の吉戸です。
(ほぼ)被災地の機関として対応にあたっていますが、今後もしばらく
手が離せません。
筑波大学CCSはスパコンと各種サーバーがダウンしたので、Twitterに
よる情報発信を行っています。
@CCS_PR

落ち着いたら、議論の俎上に乗せていただければと思います。ただ今は、
大学のセンターとしてどんな情報を発信したらいいか、のアドバイス
をいただければと思います。

なお、ウエブ/メールサーバーは本日12時に復旧しましたが、計画停電
により今後、頻繁にサーバーがダウンする可能性があります。
あらかじめご承知おきください。

吉戸



> 横山さま、みなさま、
>
> 高梨@東大EMPです。
>
> ・正しい情報源への誘導
> ・1次情報者からの情報発信への協力
> ・明らかに間違いとわかる情報の否定
> ・市民が求める情報の拾い出し、特にマイノリティへの注視
>
> 情報発信側としての作業も大事ですが、専門家でない人間による
> 情報の流布は、よけいに混乱を大きくする可能性を否めません。
> 情報発信をされる方は、ぜひじっくり考えて、なさって下さい。
>
> 一方で、どのような情報が求められているのかという声の
> 拾い出しは、どんどんできると思います。そういった声を
> 集めて整理し、専門家の目に触れるように提示するという
> 作業はどんどんやったら良いのではないかと思います。
>
> 特に、今後じわじわと興味関心の対象となってくるであろう事柄を
> 事前に把握しておいて、対応を考えておくのが肝要と思います。
>
> 私や私の周りが知りたいと思っているのは、ぱっと思いつくのは
>
>  ・節電、地震対策以外で個人的にできることはなにか
>  ・関東平野にある活断層を刺激することがありうるのか
>  ・今回の地震は、東南海地震を誘発することがありうるのか
>  ・原発周辺の農作物は、今年度はもう出荷が難しいのか
>  ・被爆者に対する差別が起きるのではないか
>
> といった感じでしょうか。特にデマが広がりそうな事柄について、
> 事前にしっかりと科学的情報を収集し、正しく答えられるように
> しておくと良いと思います。
>
> 高梨
>
> (2011/03/14 10:18), YOKOYAMA M Hiromi wrote:
>> 科学コミュニケーション研究会の皆さま,
>>
>> 東大の横山です.
>> 今回の大地震で被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます.
>> ニュースを見て心が痛みます.一日も早いご回復と復旧が進むことを
>> 心からお祈り申し上げております.
>> 計画停電等で日常生活もままならない方々も多くいらっしゃると思います.
>> まだ余震や大きな地震もあるようですので,皆さまも十分にお気をつけて
>> お過ごしください.
>>
>> 研究会メンバーで,東大地震研の大木さん(助教)は大変にお疲れだと思いますが,
>> 一同,応援しておりますのでお身体に無理のないようにがんばってください.
>> また,同じく研究会メンバーで,サイエンス・メディア・センターを運営されている
>> 早稲田の田中さん(准教授)の素晴らしい働きにも学ぶことが多くあるとおもっております.
>>
>> 研究会メンバーの皆さまにお願いです.
>> この3日間で科学コミュニケーションの様々な実践が行われ,また,まだ
>> 行われていないけれども必要な活動も多くあると思われます.普段,科学に触れている
>> 我々として,建設的な活動はどのようなことか,今,我々がすべきことは何か,
>> 当MLで広くご議論いただけますでしょうか.
>>
>> 私たちは高い倫理観に基づき社会への奉仕ができると思います.
>> その中から,できることを見つけて動いていくことが必要だと思います.
>> 皆さまの活発なご意見をどうぞよろしくお願いいたします.
>>
>
>
> --
> Naohiro Takanashi, Ph.D.
>
> Project Assistant Professor (Executive Management Program)
> Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
> naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp
> https://www.emp.u-tokyo.ac.jp/
>
>


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筑波大学 計算科学研究センター 広報室
吉戸智明 Tomoaki Yoshito
yoshito@ccs.tsukuba.ac.jp
〒305-8577 つくば市天王台1-1-1
http://www.ccs.tsukuba.ac.jp/CCS/
Twitter:@CCS_PR
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