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Date: Tue, 15 Mar 2011 18:43:16 +0900
From: Miwa KURI <kuri-m@mail.sci.tohoku.ac.jp>
Subject: [scsj:00013] Re: 東北関東大地震と科学コミュニケーション
Sender: kurimailtains@gmail.com
To: member@scicomsociety.jp
Message-Id: <AANLkTi=-L729GQYw=oC-A-xU5CFh7QmQeviao2BVhKU8@mail.gmail.com>
In-Reply-To: <6962B5A6-38E2-41E5-B616-9F16A97C508D@aoni.waseda.jp>
References: <AANLkTim8-NXnC6bf9BKxVnG6Bsfbs1ema3NBfJJHD-Te@mail.gmail.com>	<4D7E0E30.1080601@icems.kyoto-u.ac.jp>	<AANLkTikqd2i=n=W7Fe3OXo=1X=w_YrGkf08QibnfzVhr@mail.gmail.com>	<6962B5A6-38E2-41E5-B616-9F16A97C508D@aoni.waseda.jp>
X-Mail-Count: 00013

東北大学の久利です

きちんとメールを読まずの返信お許しください。
大木様御苦労さまです。

ようやくPCにつながる状況です。

今回、非常な無力さを味わいました。
ただ、備えがある避難所のすごさも見ました。

続きは、メールを読んでお伝えします。

久利美和

2011年3月14日22:33 Mikihito, Tanaka <m-tanaka@aoni.waseda.jp>:
> 皆様、特に大木さん、本当にお疲れ様です。
>
> 私の方も、10年分くらいの科学コミュニケーション/ジャーナリズム経験を、ここ3日で経験しつつある気がします。
> いずれ、記憶の新しいうちに書き留めたいと考えていますが、実践の手法も、理論そのものもすさまじく試されている日々です。
>
> 一点、お願いですが、「情報の流れ」をつぶさに見る機会に恵まれている立場からすると、
> 科学コミュニケーションに詳しいはず方々も、かなり今回は「情報に踊らされて」います。
>
> ヒーローを作ることの危険、わかりやすさの危険など、これまでにも繰り返されてきた議論を改めて思い出して、情報の流れに関わって頂きたいと思います。
>
> 休憩がてら、とりいそぎ。
>
> ===================================================
> 田中幹人  Mikihito TANAKA, Ph.D.
> 早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム・コース 准教授
>  ・(社)サイエンス・メディア・センター* リサーチ・マネージャー
> - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
> 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 9号館767号室
> Tel: 03-5286-1286 (直通)/内線:71-3465
> Email: m-tanaka@aoni.waseda.jp
> Official Website: http://www.waseda-j.jp
> Webmagazine: http://www.spork.jp
> ===================================================
> 【サイエンス・メディア・センターについて】
> 一般社団法人サイエンス・メディア・センター(SMC)は
> 「科学を伝えるひとをサポートする」ことを目的とした組織です。
> 科学とメディアのあいだに横たわる様々な課題を解決するための
> 社会技術の研究・実践を、プロジェクトとして行っています。
> - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
> 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 1号館505号室
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> http://smc-japan.org
>
> On 2011/03/14, at 22:28, Satoko OKI wrote:
>
>> 皆様
>>
>> 今はとてもフォローする時間がありませんが,
>> ぜひ記録に残しておいてください.
>> 事態がおちついたら,貴重なご意見をすべて読ませて頂きます.
>>
>> そして,渦中はどうであるのかを,またその時にご報告させてください.
>> その頃には,反省点や新しい知見なども生まれているでしょう.
>>
>>
>> 最後に.
>> 皆さん,これで地震が終わりと思わないでください.
>> 科コミをされる皆さまなので端的な表現で失礼させて頂きますが,
>> 500kmに及ぶ震源断層の南端と北端は地震が起きやすい状態に
>> なっていると考えるのが自然です.
>> また,この地震が起きても起きなくても,
>> 東海・東南海・南海地震はいずれは起きるのです.
>> M8.5かそれを超える規模になると算出されています.
>> 今回と同じような揺れと津波が,西日本で起きるのです.
>> 連日のニュースを見えも備えない人は,もう何があっても
>> 一生備えない人だろうな,と感じざるを得ません.
>>
>> 防災グッズはもちろん,ハザードマップを見直してください.
>> それからスリッパは寝室まで履いていく,玄関にガラスは置かない.
>> 靴にガラスが入ると避難できなくなります.
>> 寝室にスニーカーを置いておいてもいいくらいだ,とすら言われています.
>> 家具の固定も今からでも遅くありません.
>> +---------------------------------------------------+
>> 大 木  聖 子 (Ph.D)
>>    東京大学地震研究所 広報アウトリーチ室 1-303号室
>>    Tel:03-5841-2498(直通) Fax:03-5841-5643
>>    〒113-0032 東京都文京区弥生1−1−1
>> http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/
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