Date: Wed, 16 Mar 2011 08:42:47 +0900 From: YOKOYAMA M Hiromi <yokoyama@sp.s.u-tokyo.ac.jp> Subject: [scsj:00014] Re: 東北関東大地震と科学コミュニケーション Sender: hiromi.yokoyama@gmail.com To: member@scicomsociety.jp Cc: Miwa KURI <kuri-m@mail.sci.tohoku.ac.jp> Message-Id: <AANLkTikb6cEK9w8FacpLZeMkOq0ufhpJhf8CpREmJfXY@mail.gmail.com> In-Reply-To: <AANLkTi=-L729GQYw=oC-A-xU5CFh7QmQeviao2BVhKU8@mail.gmail.com> References: <AANLkTim8-NXnC6bf9BKxVnG6Bsfbs1ema3NBfJJHD-Te@mail.gmail.com> <4D7E0E30.1080601@icems.kyoto-u.ac.jp> <AANLkTikqd2i=n=W7Fe3OXo=1X=w_YrGkf08QibnfzVhr@mail.gmail.com> <6962B5A6-38E2-41E5-B616-9F16A97C508D@aoni.waseda.jp> <AANLkTi=-L729GQYw=oC-A-xU5CFh7QmQeviao2BVhKU8@mail.gmail.com> X-Mail-Count: 00014東北大学 久利さま、 大変なときにご連絡を誠にありがとうございます。なによりご無事がわかり とてもうれしくほっとしておりますが、同時に仙台にいらっしゃる皆様の状況を 思うと心が痛みます。心よりお見舞い申し上げます。 またのご報告をお待ちしておりますが、どうぞご無理のないようにお大事に お過ごしください。 横山広美 2011年3月15日18:43 Miwa KURI <kuri-m@mail.sci.tohoku.ac.jp>: > 東北大学の久利です > > きちんとメールを読まずの返信お許しください。 > 大木様御苦労さまです。 > > ようやくPCにつながる状況です。 > > 今回、非常な無力さを味わいました。 > ただ、備えがある避難所のすごさも見ました。 > > 続きは、メールを読んでお伝えします。 > > 久利美和 > > 2011年3月14日22:33 Mikihito, Tanaka <m-tanaka@aoni.waseda.jp>: > > 皆様、特に大木さん、本当にお疲れ様です。 > > > > 私の方も、10年分くらいの科学コミュニケーション/ジャーナリズム経験を、ここ3日で経験しつつある気がします。 > > いずれ、記憶の新しいうちに書き留めたいと考えていますが、実践の手法も、理論そのものもすさまじく試されている日々です。 > > > > 一点、お願いですが、「情報の流れ」をつぶさに見る機会に恵まれている立場からすると、 > > 科学コミュニケーションに詳しいはず方々も、かなり今回は「情報に踊らされて」います。 > > > > ヒーローを作ることの危険、わかりやすさの危険など、これまでにも繰り返されてきた議論を改めて思い出して、情報の流れに関わって頂きたいと思います。 > > > > 休憩がてら、とりいそぎ。 > > > > =================================================== > > 田中幹人 Mikihito TANAKA, Ph.D. > > 早稲田大学大学院政治学研究科 ジャーナリズム・コース 准教授 > > ・(社)サイエンス・メディア・センター* リサーチ・マネージャー > > - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - > - - - - - - - - - - - - - - > > 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 9号館767号室 > > Tel: 03-5286-1286 (直通)/内線:71-3465 > > Email: m-tanaka@aoni.waseda.jp > > Official Website: http://www.waseda-j.jp > > Webmagazine: http://www.spork.jp > > =================================================== > > 【サイエンス・メディア・センターについて】 > > 一般社団法人サイエンス・メディア・センター(SMC)は > > 「科学を伝えるひとをサポートする」ことを目的とした組織です。 > > 科学とメディアのあいだに横たわる様々な課題を解決するための > > 社会技術の研究・実践を、プロジェクトとして行っています。 > > - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - > - - - - - - - - - - - - - - > > 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 1号館505号室 > > TEL: 03-3202-2514 FAX: 03-3202-2497 > > http://smc-japan.org > > > > On 2011/03/14, at 22:28, Satoko OKI wrote: > > > >> 皆様 > >> > >> 今はとてもフォローする時間がありませんが, > >> ぜひ記録に残しておいてください. > >> 事態がおちついたら,貴重なご意見をすべて読ませて頂きます. > >> > >> そして,渦中はどうであるのかを,またその時にご報告させてください. > >> その頃には,反省点や新しい知見なども生まれているでしょう. > >> > >> > >> 最後に. > >> 皆さん,これで地震が終わりと思わないでください. > >> 科コミをされる皆さまなので端的な表現で失礼させて頂きますが, > >> 500kmに及ぶ震源断層の南端と北端は地震が起きやすい状態に > >> なっていると考えるのが自然です. > >> また,この地震が起きても起きなくても, > >> 東海・東南海・南海地震はいずれは起きるのです. > >> M8.5かそれを超える規模になると算出されています. > >> 今回と同じような揺れと津波が,西日本で起きるのです. > >> 連日のニュースを見えも備えない人は,もう何があっても > >> 一生備えない人だろうな,と感じざるを得ません. > >> > >> 防災グッズはもちろん,ハザードマップを見直してください. > >> それからスリッパは寝室まで履いていく,玄関にガラスは置かない. > >> 靴にガラスが入ると避難できなくなります. > >> 寝室にスニーカーを置いておいてもいいくらいだ,とすら言われています. > >> 家具の固定も今からでも遅くありません. > >> +---------------------------------------------------+ > >> 大 木 聖 子 (Ph.D) > >> 東京大学地震研究所 広報アウトリーチ室 1-303号室 > >> Tel:03-5841-2498(直通) Fax:03-5841-5643 > >> 〒113-0032 東京都文京区弥生1−1−1 > >> http://outreach.eri.u-tokyo.ac.jp/ > >> +---------------------------------------------------+ > >> > > > > > > -- 横山 広美 YOKOYAMA M Hiromi 博士(理学) 東京大学大学院理学系研究科 広報・科学コミュニケーション 准教授 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院理学系研究科 TEL:03-5841-8856 携帯:090-4912-7041 http://sc.sp.s.u-tokyo.ac.jp/yokoyama/14_2.html (attatchment)(tag is disabled)