皆さま
恐れ入ります、理研PSCの伊東と申します。
「顔を合わせての議論はとても大事」と私も思うのですが、とりいそぎ、ひとつ投稿させていただきます。
4月16日のNHK「週刊ニュース深読み」で、放射線について、
「福島の人々には心のケアが必要だが、心理学の専門性だけでは不十分で、科学的な根拠をわかりやすく何度も示す必要がある」といった内容の解説がされていました。
今回もし本当に科学コミュニケーションの専門性(多様な文脈にそって科学の解説ができる?)が求められているなら、医師のような、派遣と受け入れの体制ができるといいと思いました。(ボランティアとしてとにかく飛び込め、とのご意見もありうるとは思いますが。)
もちろんCOSTEPで出された本などとても助けになると思いますが、番組中で、「対面して何度もわかりやすく説明する」というような言及があったことが印象的でした。
また番組中では、「放射線を浴びないに越したことはないので、『わずかでも浴びたくない』という気持ち自体は否定すべきでない。ただし『この際、影響の出ないような量なら浴びてもいい』と思える人は、福島の味方になれる」との解説も印象に残りました。
それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
伊東真知子
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Machiko ITOH, Ph.D.
Science Communicator
RIKEN Plant Science Center
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