Date: Mon, 18 Apr 2011 20:58:07 +0900 From: YOKOYAMA M Hiromi <yokoyama@sp.s.u-tokyo.ac.jp> Subject: [scsj:00035] Re: NHK「週刊ニュース深読み」 Sender: hiromi.yokoyama@gmail.com To: member@scicomsociety.jp Message-Id: <BANLkTim3wmVthczAe-gzvY7L=73DjvbPTg@mail.gmail.com> In-Reply-To: <BANLkTikw4sKft5MYCRn82EEKE2Y_BR8TAA@mail.gmail.com> References: <BANLkTi=xcaQk4t5fsLRmMvJRidCfCLBOHw@mail.gmail.com> <BANLkTikw4sKft5MYCRn82EEKE2Y_BR8TAA@mail.gmail.com> X-Mail-Count: 00035理研PSC 伊東さま、 大変よい情報をありがとうございます。 そうした要望や受け入れ態勢があるか、明日、福島県の災害ボランティアセンターに 確認してみます。原子核物理の放射線計測チームが福島県庁と近く打ち合わせの 予定であり、これにも関連して私たちにできることがあるか模索したいと思います。 災害時コミュニケーションから次第に科学コミュニケーションが貢献する時期に入って 来ていると思います。災害直後から継続的に活躍されている地震研の大木先生、 早稲田の田中先生による次回関東支部研究会にも、皆さんぜひお越しください。 横山広美 2011年4月18日17:24 Machiko ITOH <machiit@psc.riken.jp>: > 皆さま > > 恐れ入ります、理研PSCの伊東と申します。 > 「顔を合わせての議論はとても大事」と私も思うのですが、とりいそぎ、ひとつ投稿させていただきます。 > > 4月16日のNHK「週刊ニュース深読み」で、放射線について、 > > 「福島の人々には心のケアが必要だが、心理学の専門性だけでは不十分で、科学的な根拠をわかりやすく何度も示す必要がある」といった内容の解説がされていました。 > > > 今回もし本当に科学コミュニケーションの専門性(多様な文脈にそって科学の解説ができる?)が求められているなら、医師のような、派遣と受け入れの体制ができるといいと思いました。(ボランティアとしてとにかく飛び込め、とのご意見もありうるとは思いますが。) > > もちろんCOSTEPで出された本などとても助けになると思いますが、番組中で、「対面して何度もわかりやすく説明する」というような言及があったことが印象的でした。 > > > また番組中では、「放射線を浴びないに越したことはないので、『わずかでも浴びたくない』という気持ち自体は否定すべきでない。ただし『この際、影響の出ないような量なら浴びてもいい』と思える人は、福島の味方になれる」との解説も印象に残りました。 > > それでは、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 > > 伊東真知子 > > -- > Machiko ITOH, Ph.D. > Science Communicator > RIKEN Plant Science Center > Tel +81-45-503-9578 > Fax +81-45-503-9580 > > -- 横山 広美 YOKOYAMA M Hiromi 博士(理学) 東京大学大学院理学系研究科 広報・科学コミュニケーション 准教授 〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1 東京大学大学院理学系研究科 TEL:03-5841-8856 携帯:090-4912-7041 http://sc.sp.s.u-tokyo.ac.jp/yokoyama/35_2.html (attatchment)(tag is disabled)