ご関係の皆さま
東大地震研の大木です．
私事で恐縮ですが，9月5日（月）にNHKの視点・論点に
出演させていただきますので，ご連絡させていただきました．
# MLの使い方が間違えていたらごめんなさい．
『地震の科学と情報発信』というテーマで，
地震学コミュニティの情報発信の問題点などについてまとめました．
一部，科学の世界からの情報発信についても言及しておりますので，
ご関心をお持ちの皆様にもご高覧いただけましたら幸いです．
NHK総合 午前4時20分〜4時30分，
再放送は，NHK教育 午後0時50分〜午後1時になります．
震災前から（震災後はかなり明確に）研究会などで
何度も申し上げてきましたが，
科学の素晴らしさばかりを強調する，つまり研究者の拡声器になる
というのが科コミの役割だとするならば，
社会に与えられる影響もたかが知れていると思います．
科学が好きな人が集まるのでそういう傾向が強いのは
無理もないと思いますが，せっかく科学と社会の双方が見える位置に
いるのですから，等身大の科学を伝えられるように，
つまり，科学の限界も伝えられるように，
自分たちで自分たちを訓練すべきだと感じています．
そして，そういう見方や考え方を，人々にも実践してもらえるように促せたら，
その時に初めて，社会の何かが底上げされるのではないでしょうか．
私自身は，そのような意識で防災教育に取り組んでいます．
長々と失礼いたしました．
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大 木 聖 子 (Ph.D)
東京大学地震研究所 広報アウトリーチ室 1-303号室
Tel：03-5841-2498（直通） Fax：03-5841-5643
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