みなさま、
以下の勉強会をSC研究会関東支部で企画いたしましたので、
ご案内させていただきます。ふるってご参加下さい。
高梨
----------------- 以下転送自由 -----------------
[第17回関東支部勉強会のご案内]
■ ゲスト
梶谷真司 氏 (東京大学総合文化研究科 准教授)
■ 内容
タイトル:
「科学と聖なるもの ―― シュミッツの現象学から見た科学の両義性」
概要:
宗教学者ルドルフ・オットーによれば、宗教的なものの根源となる「聖なるも
の」は、戦慄すべきもの/魅惑するものという両義性を備えている。この宗教観
は、後にヘルマン・シュミッツに受け継がれ、空間から襲いかかる雰囲気として
の感情の理論の中で捉え直された。一般に科学や技術は宗教の対極にあるとさ
れ、雰囲気や感情のようなものは、科学とは無縁か、排除すべきものと考えられ
やすい。しかし他方で、科学は、とりわけ技術と結びついた時、しばしば戦慄と
魅惑を引き起こす。そうした「聖なるもの」は、学問としての科学そのものの性
格ではないが、決して矛盾するものではなく、相互に喚起し、強化しあうもので
ある。今回は、普段あまり注意を払われない科学のこうした側面について考える。
■ 開催日時
2012年11月7日(水) 18:30-20:30
※午後8時を過ぎると、建物は自動的に施錠されます。
午後8時以降に遅れてくる事が確定されている方は、
運営担当までご相談下さい。
■ 場所
東京大学 本郷キャンパス 理学部1号館2F 206号室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_01_j.html
■ 参加方法
科学コミュニケーションに興味を持つ方であれば、どなたでも ご参加いただけ
ます。直接会場にお越し下さい。参加費は無料です。 (会場の定員は80名で、
先着順となります)
■ 主催
科学コミュニケーション研究会 関東支部有志
■ 問い合わせ先
kanto◎scicomsociety.jp
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Naohiro Takanashi, Ph.D.
Project Assistant Professor (Executive Management Program)
Institute of Industrial Science, The University of Tokyo
naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp
https://www.emp.u-tokyo.ac.jp/