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Date: Wed, 13 May 2015 11:44:26 +0900
From: TAKANASHI Naohiro <naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp>
Subject: [scsj:00332] 東京農工大学科学博物館企画展イベント(5/16開催)
To: member@scicomsociety.jp
Cc: Takahiro IINO <t-iino@cc.tuat.ac.jp>
Message-Id: <5552BA8A.8020902@emp.u-tokyo.ac.jp>
X-Mail-Count: 00332

みなさま

高梨@東大EMPです。

東京農工大学科学博物館の飯野孝浩さんから、
以下の案内をもらいましたので転送します。

この16日は朝から企画展絡みの複数のイベントをされるそうですが、
その中でも以下の講演会は双方向性のある対話という視点から
デザインされたイベントとのことで、プッシュしたいそうです。

内容はもちろんですが、組み立てに関心がある方もぜひどうぞ。

高梨

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【東京農工大学 科学博物館企画展 特別イベント】
これからの再生可能エネルギー導入を議論する:
エネルギーの地産地消 vs エネルギーの広域調達
5月16日(土)14:30-17:00@科学博物館本館3階講堂(東小金井)
http://www.tuat.ac.jp/~museum/special/energy/index.html
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東京農工大学科学博物館では、再生可能エネルギーをテーマとした企画展を開催
中です。その関連イベントとして、今後の再生可能エネルギー導入について研究
者と市民が意見を戦わせる講演会・パネルディスカッションを企画しました。

市民側からは、小水力発電を軸としたコミュニティづくりに取り組む小田原の小
山田大和さんをお呼びし、再生可能エネルギーが地域にとってどのような求心力
を持つかお話いただきます。研究者側からは、再生可能エネルギー導入時のエネ
ルギーマネジメントシステムを研究されている池上准教授をお呼びし、よりマク
ロにつながり、柔軟かつ低コストな需給調整を行う未来の電力システムについて
お話いただきます。

パネルディスカッションでは、我々を取り巻くエネルギー社会がどう変わってい
くか、どう変えていくべきか、会場からの質問を取りいれながら議論していきま
す。日本水素エネルギー協会会長の亀山名誉教授にも、中立的かつ専門的な視点
からコメントをいただいていきます。

高コストな「エネルギーの地産地消」か、再生可能エネルギー導入のための広域
調整システムか、選ぶのはわれわれ市民です。これからどのような再生可能エネ
ルギー社会を作り出すのか、大学から考えていく契機とすることを目指しています。

  [講演会+パネルディスカッション]
 再生可能エネルギーは、これからの社会でどう使われる?
 研究者と市民が描く、未来のエネルギー社会

 亀山秀雄(本学名誉教授)
 「農工連携で取り組む、東京農工大学のエネルギー研究」

 池上貴史(本学准教授)
 「再生可能エネルギーの大量導入にひそむ課題」

 小山田大和(エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議、
       おひさまマルシェ実行委員長)
 「エネルギーの地産地消が切り拓く、未来のエネルギー社会」

 講演の後、会場からの質問を中心に、異なる視点から
 3名の講師がパネルディスカッションを行います。

参加の方法など、詳しい情報は以下をご覧下さい。
http://www.tuat.ac.jp/~museum/special/energy/index.html


-- 
Naohiro Takanashi, Ph.D.

Project Associate Professor
Executive Management Program, The University of Tokyo
naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp / +81-3-5841-0923
https://www.emp.u-tokyo.ac.jp/