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Date: Sat, 26 Dec 2015 17:15:52 +0900
From: jin higashijima <jin.higashi@gmail.com>
Subject: [scsj:00358] 「研究をめぐる情報発信と疾患当事者の関係を考える」 研究会@大阪のお知らせ
To: member@scicomsociety.jp
Message-Id: <CAG8MZkUkEBg3NcYmEq63Uha6kYAbROZ8GXKTEr7s+udn2_f1KA@mail.gmail.com>
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みなさま

年が明けた1月14日に、阪大中之島センターにて、
「研究をめぐる情報発信と疾患当事者の関係を考える」 研究会
を開催いたします。
ご関心がございましたらぜひご参加下さいませ。

東島仁 拝

------詳細はこちら-----
「研究をめぐる情報発信と疾患当事者の関係を考える」 研究会

 日ごとに進み続ける生命医科学は、科学や技術、あるいは診断や治療の枠を超え、社会に影響を与え続けています。社会への影響という点において、
たとえ基礎研究の領域であっても、病気にかかわる研究の情報は、患者さんやご家族をはじめとする疾患当事者から注目を集めやすく、時には大きな社会的影響
を生みだします。そのため、その発信には、面白さや分かりやすさや正確さ、不適切な情報への素早い対応、情報ニーズのくみとり、あるいは継続的な情報発信
活動そのものなど、受け手に対するさまざまな工夫と配慮が求められます。

 本研究会では、患者さんやご家族を中心とする疾患当事者や社会全般に向けた研究情報の発信やコミュニケーション活動に注目します。日本国内で先
進的な取り組みを進めておられる和田濱裕之さま(京都大学iPS細胞研究所の国際広報室)、そして研究機関や研究者に対して当事者の視点を発信し、研究助
成という形で研究者とのコミュニケーションを作り出している谷岡哲次さま(レット症候群支援機構)のお二人をお招きし、それぞれの組織での活動を中心に、
現在の日本ではどのような期待や狙いのもとにどのような取り組みが進められており、それらの取り組みがどのような効果を上げている、あるいは可能性を秘め
ているのかをお話頂きます。様々な立場の参加者間で情報共有を行うことを通じて、今後の良好な関係作りの手がかりが生まれることを期待します。

日時:2016年1月14日 13時30分?15時50分(13時20分開場)

場所:大阪大学中之島センター 講義室404
   (大阪市北区中之島4-3-53)
   http://www.onc.osaka-u.ac.jp/others/map/index.php

参加資格:関心をお持ちの方ならどなたでもご参加頂けます
費用:無料

申込み:資料等の準備の都合上、できるだけ
こちら( http://kokucheese.com/event/index/363543/ )から
お申し込みください

当日の流れ:
13:30 趣旨説明 東島仁(山口大学)
13:40 (仮)iPS細胞研究所国際広報室における社会とのコミュニケーション
     和田濱裕之 氏(京都大学 iPS細胞研究所国際広報室)
14:30 休憩
14:40 (仮)疾患当事者と研究の関係を作りあげる!
     谷岡哲次 氏 (NPO法人レット症候群支援機構)
15:30 総合討論
15:50 終了


*企画担当:川上雅弘(大阪教育大学)・東島仁(山口大学)