Date: Sun, 8 Apr 2018 19:10:53 +0900 From: 高知尾理 <osamuway0412@gmail.com> Subject: [scsj:00471] Re: [scsj:00470] Re: [scsj:00469] Re: [scsj:00468] 科学コミュニケーションを用いた地域活性化の事例について To: member@scicomsociety.jp Cc: TAKANASHI Naohiro <naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp> Message-Id: <391C1A30-2748-4AA3-BC00-374C17CA07FD@gmail.com> In-Reply-To: <CACgnb2b52evybxfaLtsexp6PY4XDZMNk_aZ=Ubi25f7e65SSog@mail.gmail.com> References: <5AC87046.5060007@emp.u-tokyo.ac.jp> <D0552B15-8D2A-4055-A929-D4D727274CE2@icloud.com> <CACgnb2b52evybxfaLtsexp6PY4XDZMNk_aZ=Ubi25f7e65SSog@mail.gmail.com> X-Mail-Count: 00471高梨様、 初めまして。日本科学未来館の高知尾と申します。 関東支部勉強会の方に何度か伺い、色々と勉強させていただいております。今後ともよろしくお願いいたします。 廣田さんに振られてしまったので、神岡町の例を補足いたします。 神岡町では毎年、海の日の連休にGeo Space Adventureというイベントがあるのですが、 これはスーパーカミオカンデがある坑道内の一般公開イベントです。 2日間で全国から800人ほどが小さな町に集まるということで実行委員会が立ち上げられるのですが、 注目すべきは地元の有志ボランティア(約200名)が中心となって運営しているところです。 ボランティアになると、ニュートリノについてあまり知らなくてもバスガイド役となって客をもてなす必要があるので 自然と学んで行くようになりますし、街に初めてきた人も地元の人と話すことで街の魅力を発見してファンになるという好循環の仕組みを作っています。 地元の名産を使った暗黒物質まんじゅうや、カミオカンデのタンク内の画像が描かれた地酒などの商品開発も行っています。 そのほかに、ふるさと納税で研究を応援できる仕組みも取り入れたりしています。 https://www.furusato-tax.jp/product/detail/21217/418728 <https://www.furusato-tax.jp/product/detail/21217/418728> 来年の4月には「ひだ宇宙科学館 カミオカラボ」という新施設もでき、より多くの訪問者を受け入れる準備をしています。 https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1738856166137057&id=215989745090381 <https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=1738856166137057&id=215989745090381> ご参考になれば幸いです。 高知尾 > 2018/04/08 17:05、Hirota Seiko <spatz1109@gmail.com>のメール: > > 高梨様、 > > 岐阜県飛騨市神岡町が街をあげて、スーパーカミオカンデやKAGRAでの町おこしをしています。 > http://www.skydome.jp/html/skydome/index.html <http://www.skydome.jp/html/skydome/index.html> > 最近、道の駅内の展示コーナーを一新しているようです。 > また、随分と前から、高校生を対象とした夢タマゴ塾という合宿型のサイエンスキャンプを行なっています。 > http://www.hida.academy/Y-top/top.html <http://www.hida.academy/Y-top/top.html> > > 他にも、ドローンを使った町おこしななどにも力を入れています。 > https://faavo.jp/hidatakayama/project/2279 <https://faavo.jp/hidatakayama/project/2279> > > 私よりも、このメーリングリストに参加してるかわからないのですが、未来館で科学コミュニケーターをしている高知尾さんが詳しいかもしれないです。 > http://www.miraikan.jst.go.jp/online/communication/# <http://www.miraikan.jst.go.jp/online/communication/#> > > ご参考までに。 > > ***************************************************** > 広島大学原爆放射線医科学研究所 > 線量評価部門 助教 > 廣田誠子 > 〒734-0037 広島県広島市 南区霞1 <https://maps.google.com/?q=%E5%BA%83%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82+%E5%8D%97%E5%8C%BA%E9%9C%9E1&entry=gmail&source=g>丁目2-3 > 電話:082‐257-5419 > メール:hirota-seiko@hiroshima-u.ac.jp <mailto:hirota-seiko@hiroshima-u.ac.jp> > ****************************************************** > > 2018年4月7日 18:19 立花浩司 <koji_tachibana@icloud.com <mailto:koji_tachibana@icloud.com>>: > 高梨様 > > 例えば,サイエンスカフェ・イン・高輪は > 東京・高輪地域の主に高齢者の住民の生き甲斐づくりのために > 東邦大学を定年退職された岩村道子さんがご自身の自宅の近所 > で立ち上げた経緯があります. > https://blogs.yahoo.co.jp/iwamuramichiko2008 <https://blogs.yahoo.co.jp/iwamuramichiko2008> > > 北天満サイエンスカフェ,玉造サイエンスカフェ,サンメイツ > サイエンスカフェ,動物園前サイエンスカフェ,生野銀座サイ > エンスカフェは,日本科学者会議大阪支部の方が地域活性化の > ために大阪各地でサイエンスカフェを展開されていますね. > https://www.scafe-osaka.com/ <https://www.scafe-osaka.com/> > > ご参考まで. > > 立花浩司 > > > > 2018/04/07 16:16、TAKANASHI Naohiro <naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp <mailto:naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp>>のメール: > > > > みなさま > > > > 高梨@東大EMPです。 > > > > 科学コミュニケーションを活用した地域活性化の事例について > > どんな事例があるか知りたいと思い、メールしました。 > > > > 目的としては、大学等で地域活性化を担当する教員を公募する際には、 > > 科学コミュニケーションに関係する人材も対象としてもらうために、 > > 参考になる事例として紹介したいと考えてます。 > > > > もし皆さまの周囲で、あるいは皆さま自身の活動が地域活性化や > > 地域創生などの文脈で語りうるよう例があれば教えていただけないでしょうか。 > > > > 私が把握している事例としましては、先日、関東支部の勉強会でお招きした > > 羽村さんらの取り組である柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)や、 > > 東大農学部のコミュニティ植物医師制度、各地のサイエンスフェスタ等が > > あるのですが、他にもなにか事例があればぜひ教えて下さい。 > > > > よろしくお願いします。 > > > > 高梨直紘 > > > > -- > > Naohiro Takanashi, Ph.D. > > > > Project Associate Professor > > Executive Management Program, The University of Tokyo > > naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp <mailto:naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp> / +81-3-5841-0923 > > https://www.emp.u-tokyo.ac.jp/ <https://www.emp.u-tokyo.ac.jp/> > > > > > >471_2.html (attatchment)(tag is disabled)