立花さま、長谷川さま、高知尾さま、藤平さま、
他個人でコメント下さったみなさま
高梨@東大EMPです。
たくさんの事例紹介をいただき、ありがとうございました。
いずれも参考になる取り組みばかりで、勉強になりました。
以下、私の理解と感想を簡単に書いておきますと、
・全国各地で科学と地域(あるいは地域と科学)を繋ぐ
地域色豊かな(たくましく魅力的な)活動が行われている
・2000年代以降の科学コミュニケーション推進の風を上手に
使った活動もあれば、それとは全く異なる力によって
実施されている活動も多いようだ
・科学館など地域に根ざした施設や、大学等の教育機関、
地域行政や市民団体などが互いに連携した活動も目立つ
・科学コミュニケーションの一分野(枠内)というよりも、
科学コミュニケーションが一部を成しているという理解
私の専門分野である天文分野でも、科学館やプラネタリウム等の
施設がもっと地域に出て行き、地域の活性化に貢献しようとする
動きがあり、紹介いただいた活動との共通点も多く感じました。
一方、これらの活動をどのように評価するか、というのも、
多様な側面を持つがゆえに難しい課題であると感じています。
100パーセントの評価というのはいずれにせよ難しいと思いますが、
定型的な定量評価以外の新しい工夫の事例もあれば知りたいな、と思いました。
以上、御礼と感想まで。
高梨直紘
(2018/04/07 16:16), TAKANASHI Naohiro wrote:
> みなさま
>
> 高梨@東大EMPです。
>
> 科学コミュニケーションを活用した地域活性化の事例について
> どんな事例があるか知りたいと思い、メールしました。
>
> 目的としては、大学等で地域活性化を担当する教員を公募する際には、
> 科学コミュニケーションに関係する人材も対象としてもらうために、
> 参考になる事例として紹介したいと考えてます。
>
> もし皆さまの周囲で、あるいは皆さま自身の活動が地域活性化や
> 地域創生などの文脈で語りうるよう例があれば教えていただけないでしょうか。
>
> 私が把握している事例としましては、先日、関東支部の勉強会でお招きした
> 羽村さんらの取り組である柏の葉サイエンスエデュケーションラボ(KSEL)や、
> 東大農学部のコミュニティ植物医師制度、各地のサイエンスフェスタ等が
> あるのですが、他にもなにか事例があればぜひ教えて下さい。
>
> よろしくお願いします。
>
> 高梨直紘
>
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Naohiro Takanashi, Ph.D.
Project Associate Professor
Executive Management Program, The University of Tokyo
naohiro.takanashi@emp.u-tokyo.ac.jp / +81-3-5841-0923
https://www.emp.u-tokyo.ac.jp/