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Date: Thu, 5 Dec 2019 12:55:12 +0900
From: KAMEGAI Kazuhisa <kamegai.k@gmail.com>
Subject: [scsj:00552] 【12/14(土)開催】科学ライブショー「ユニバース」ノーベル賞特別番組(生理学医学賞,物理学賞)のご案内
To: member@scicomsociety.jp
Message-Id: <75cea27d-d729-8694-127a-dc6bd5d6e2f5@gmail.com>
X-Mail-Count: 00552

皆さま、

亀谷和久@国立天文台です。

毎年恒例となりました、科学技術館の科学ライブショー「ユニバース」の
ノーベル賞特別番組を今年の開催が以下のように決定致しましたので
ご案内致します。
今回も受賞テーマの分野の一線の研究者のお二方にご講演いただけることに
なりました。

ご興味のある方は是非ご参加いただければと思います。
また、皆様の周囲に興味を持ちそうな方がいらっしゃいましたら、
下記の案内文を周知いただけますと大変有り難いです。

なお、もちろん化学賞についての講演も開催したいのですが、現状講演者の
手配が難航しております。もし適任の方をご紹介いただけるとか、あるいは
我こそはという方がいらっしゃいましたらご一報いただけますと幸甚です。
#12/14に他賞と同日開催は難しいと思いますので、それ以降の土曜日が
#候補日となります。

以上、どうぞよろしくお願い致します。


(以下、案内文。転載自由です。)
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      科学ライブショー「ユニバース」ノーベル賞特別番組のご案内
                     【生理学・医学賞,物理学賞】
              http://www.jsf.or.jp/info/2019/12/1214.php
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2019年のノーベル賞について自然科学3部門の発表がありました。

このたび科学ライブショー「ユニバース」では特別番組として、
ノーベル賞各賞に関連する研究分野の研究者をお招きし、業績の意義に
ついての講演会を12月14日に開催いたします。
受賞業績の解説だけでなく最新の研究との関わりまでをお話しいただきます。
その分野の一線の研究者だからこそ話せる、臨場感があるわかりやすい解説を
伺う貴重な機会です。是非、ご参加ください。

■開 催 日:2019年12月14日(土)
■各回時間: ノーベル物理学賞特別番組    14時00分?15時00分
       ノーベル生理学・医学賞特別番組 15時30分?16時30分

■場  所:科学技術館4階B室シンラドーム 
             東京都千代田区北の丸公園2番1号
             (最寄駅:東京メトロ 竹橋駅、九段下駅)
      http://www.jsf.or.jp/access/map/
■参加方法:当日先着順(事前予約不可)。シンラドーム入口にお並びください。
      各回定員62名に達したら受付終了。
■備  考:※入館料のみでご覧になれます。
      ※定員は62席です。室内は暗く安全確保のため定員を超えての
             ご入場はできません。

■内容概要
●ノーベル物理学賞 特別番組
○タイトル:宇宙と惑星の観測からこの世界を知る
○講  師:須藤 靖 先生
○所  属:東京大学大学院理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センター長
○時  間:14時00分?15時00分
○内  容:
2019年度のノーベル物理学賞が、米国プリンストン大のジェームズ・ピーブルズ
教授、スイス・ジュネーブ大のミシェル・マイヨール教授と同大
(英国ケンブリッジ大学兼任)のディディエ・ケロー教授の3名に授与される
ことになりました。
ピーブルズ教授は現代宇宙論の基礎理論を確立し、マイヨール教授とケロー教授
は太陽以外の恒星の周りの惑星の発見を通じて系外惑星研究という新たな分野を
開拓しました。宇宙と惑星という全く異なるスケール天体現象の観測から
明らかとなった世界観を紹介します。


●ノーベル生理学・医学賞 特別番組
○タイトル:低酸素に対する応答反応と、その病気の治療への応用
○講  師:南嶋 洋司 先生
○所  属:群馬大学医学系研究科・教授
○時  間:15時30分?16時30分
○内  容:
酸素がないと生きていけない我々の身体の細胞は、どのようにして酸素濃度の
低下を感知しているのか?また、酸素濃度が低下した環境にどのように適応して
いるのか?2019年のノーベル医学生理学賞は、低酸素応答のメカニズムを
明らかにしたことに対して、ウィリアム・ケィリン、ピーター・ラトクリフ、
そしてグレッグ・セメンザの三氏へ贈られることになりました。彼らは
どのようにして低酸素応答のメカニズムを解明してきたのか?それが医学へ
どのように応用されるのか?あらかじめゴールが設定された研究ではなく、
研究者が各々の好奇心を追い続けた結果の大発見。いかに基礎研究が重要で
あるかに焦点を当てながらご紹介します。


※インターネット中継を実施予定です。詳細は決定次第以下サイトにて
ご案内致します。
http://www.jsf.or.jp/info/2019/12/1214.php

※なお、化学賞についての講演会の開催は未定です。開催が決定しましたら
別途ご案内致します。
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亀谷和久 Kazuhisa KAMEGAI, Ph.D.
e-mail: kamegai.k@gmail.com