Date: Thu, 24 Aug 2023 22:21:34 +0900 From: 立花浩司 <koji_tachibana@icloud.com> Subject: [scsj:00723] 【オンライン開催】科学夜話@喫茶岐れ路「次の一歩を踏み出すために,いま再びの科学コミュニケーション1.0」(2023/09/14)のご案内 To: member@scicomsociety.jp Message-Id: <DD66786A-FF9A-4E1D-A942-39136C129AAE@icloud.com> In-Reply-To: <EA154992-DF1C-42B2-9B07-88D92E54BA83@icloud.com> References: <0BD41B97-25A9-4BB3-A06B-F9099B72AC0D@cscd.osaka-u.ac.jp> <72C199F3-A9C7-4AF6-AD4D-516CE9301CD2@icloud.com> <EA6440B7-E56E-4CC8-817F-FB9C2911D19F@icloud.com> <1EFD2AF6-AF27-4734-9ACF-7813B9FA80ED@icloud.com> <EA154992-DF1C-42B2-9B07-88D92E54BA83@icloud.com> X-Mail-Count: 00723科学コミュニケーション研究会の皆様 立花@サイエンスカフェ・ポータル管理人です. ご無沙汰しております. さて来月14日,科学コミュニケーションを事業にしている科学コミュニケーション研究所(通称SCRI)の 主催で,「次の一歩を踏み出すために,いま再びの科学コミュニケーション1.0」をテーマにした小規模 科学対話イベントが予定されています. 詳細を以下に記します.興味をお持ちの方は,参加ご検討ください. よろしくお願い申し上げます. -- 科学夜話@喫茶岐れ路 「次の一歩を踏み出すために,いま再びの科学コミュニケーション1.0」 日時 2023年9月14日(木)19:00?20:30 場所 オンライン(Zoomミーティング) 話題提供 永山 國昭さん(総合研究大学院大学 名誉教授・自然科学研究機構 生理学研究所 名誉教授) 参加費 ドネーション制(1,000円?) ※小冊子(PDF)付き.実施後にご送付します. お申込み 9月13日(水)正午までにに公式サイトのフォームよりお申し込みください. http://scri.co.jp/%e7%a7%91%e5%ad%a6%e5%a4%9c%e8%a9%b1%ef%bc%a0%e5%96%ab%e8%8c%b6%e5%b2%90%e3%82%8c%e8%b7%af/ 主催 科学コミュニケーション研究所(さくり) ・プレゼンター 永山 國昭さん(総合研究大学院大学 名誉教授・自然科学研究機構 生理学研究所 名誉教授) 生物物理学の研究を続けながら,1997年に英国王立研究所でファラデー以来の伝統を持つ金曜講話を 行ったことがきっかけとなり,科学技術振興機構(JST)の科学技術理解増進事業に招聘され,黎明期 の科学コミュニケーション(科学コミュニケーション1.0)を担った科学コミュニケーターのひとり. 現在は,Life is small Projects代表として,モバイル顕微鏡を活用したシティズンサイエンスを展開し, 新たな科学コミュニケーションの可能性を探求している. ・概要 日本の科学コミュニケーションはどのように始まり,どのような過程を経て,現在,どのような状況に あるのか.「科学コミュニケーション」という言葉が政策的に用いられる前から,研究時間を割いて, 科学を語り,社会と対話し,市民と科学を楽しむことをつづけてきた永山さんから,ご自身の研究生活と (広義の)科学コミュニケーションについてご紹介いただき,科学コミュニケーション1.0を振り返りながら, これからの科学コミュニケーション,とりわけ,研究者が自ら実践する科学コミュニケーションの意義と 可能性について話し合う. ・プレゼンターよりメッセージ ファラデーは,クリスマスレクチャーを通じて市民に科学を語り,感動を与え,人々の理解と支持を得ま した.レーウェンフックは,専門教育を受けることなく,顕微鏡を自ら制作して身の回りを観察し, ミクロ世界を発見して世に知らしめました.私は,一物理学者として,彼らと時空を超えた対話を続け ながら,科学と市民をつなぐ活動を続けてきました.もちろん,私からみなさんにお話しできることは, ごく個人的な体験と思索の軌跡に過ぎないものです.しかし,それを今という時点から振り返り,時代の 流れの中で捉え直すことで,みなさんと一緒に,これまでとこれからの科学コミュニケーションについて 考えてみたいと思います.とりわけ,これまで科学コミュニケーションに携わってきたけれど,複雑化 する科学と社会の関係の中で壁を感じている方,科学コミュニケーションに関心はあるけれど,初めの 一歩を踏み出せないでいる方に,この科学夜話が「私の科学コミュニケーション」を見つける一助になれば 幸いです. ――――― * 科学夜話@喫茶岐れ路は,科学コミュニケーション研究所(サクリ)が主催するサイエンス・カフェのようなものです.723_2.html (attatchment)(tag is disabled)